数字に踊らされる人たち - 数字を冷静に見つめること
最近何かと数字が気になる。何を根拠にしたのか「100年に1度」という言葉が一人歩きしたり、派遣村の「500人」という数字、毎日数十人づつ増えて行くハマスの犠牲者の数。メデイアの大きな見出しになるとその数字が特別な意味を持って一人歩きを始める。そのときにはもう、100年前の大恐慌と今回の経済混乱の原因が根本的に異なること、日本国内の完全失業者数が200万人以上であること、中東のテロでは犠牲者が数千人を超えていることは触れられない。
日本国内では年間6000人近い人が交通事故でなくなり、同じく年間3万人以上が自殺している。それでも、自爆テロで30人がなくなれば強い印象を持つ。日比谷公園で仕事をなくした500人が報道されれば、そこにだけ注目が集まる。もうこれはどうメディア・アテンションを取るかというプロの仕事。事実の本質ではなく、演出された数字があるだけ。
でもどうして我々はそうした数字の意味を理解するのか? イメージ操作された数字にだまされてしまうのか? そのヒントを与えてくれるのがこのレクチャー。一言でいえば「欲望の数字」ということか。
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