壁のサインは「CTRL+ALT+DELETE」 - リセットしてしまえば...
NYTimes紙のサイトでこの写真を見たときは笑ってしまった。最初は合成のいたずらかと思ったらなんと本当の写真。ウエストバンクのパレスチナとイスラエルの境界のフェンスに殴り書きされたのは、「CTRL+ALT+DELETE」の文字。リセット&リスタートのシンボル。
実はこれを書いたのはVCから資金を得た「g.ho.st」というイスラエル人とパレスチナ人双方が参加して設立されたハイテク新興企業のスタッフ。このフェンスと境界線の制限のために双方のスタッフはビデオカンファレンスで会議をしているとか。
それでこの企業が開発しているのは、ブラウザベースのバーチャルデスクトップ。試しに使ってみると既に日本語等の多国籍言語にも対応しているし、独自のブラウザやメールソフト、オフィスツールががあるのはもちろんのこと、Youtube専用ウイジット、LastFM専用ウイジットなどまで備えている。
日本では話題になることは少ないけれどイスラエルの国を挙げての英才教育は有名で軍事利用が可能なものを含め、ハイテク産業のレベルは非常に高い。ただ国内の市場は限られているので、欧米への進出が成長への鍵となっている。
この「g.ho.st」もいつの日か違った形で僕らの前に現れるかもしれない。そしてそのときには、このフェンスの文字の通り、今のイスラエルとパレスチナの状況が新たなスタートアップを迎えているといいのだが。
○参考リンク
Israelis and Palestinians Launch Web Start-Up
http://g.ho.st/
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