So long, Mr.Rick Wright - 天国に昇った夜明けの口笛吹き
今朝はリーマンブラザーズの会社再生法申請に絡んだ株の下落よりも、Pink Floydの創設メンバーの一人、Rick Wrightが亡くなったというニュースに驚いた。最近までDavid Gilmourのツアーをサポートするなど、元気に活躍していたからなおさらだ。目立つ存在ではないもののフロイドサウンドの要だった。30年以上もファンなのに一度もライブを見る機会がなかったのも悔やまれる。
David Gilmourのサイトメッセージにあるように、 「Pink Floydの音楽について語られるときに、彼の貢献はあまりに過小評価されている」。僕も同感だ。彼のオルガンサウンドなしにSyd Barrettの初期フロイドはなかった。それに彼の穏やかなポップセンスとプレイが、初期フロイドのバランスに大きな貢献をしていたことはどの楽曲にも現れている。Sydが去った後は、The Darkside of the Moon のアルバムまでDavid Gilmourと二人でサウンドの中核をなしていた。初期のSummer 68のリリカルな楽曲や昨年のGilmourのツアーでも再演されてスタンディングオベーションを受けたEchoesでのオルガン、DSOTMのUs and ThemやGreat Gig in The Skyでの印象的なピアノプレイは彼にしか演奏できないものだった。
2枚のソロアルバムも落ちついた彼らしい品格があってよく聴いたもの。あの語りかけるような歌声をもう聴くことができなかと思うと悲しい。
そして何よりも、僕が長い間聴いていたグループのメンバーの訃報を知るたびに、自分もまた年齢を重ねてきていることを知らされる。
○参考リンク
BBCの記事 Floyd founder Wright dies at 65
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