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中古レコードの楽しみ - New York編

作者: Shigeo Honda 最終変更日時 2008年04月14日 09時45分 |
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NY Times紙のローカル版のフォトニュースで中古レコードショップが取り上げられていた。他の記事でも触れたようにビジネスとしての音楽マーケットはデジタルダウンロードに移行してしまったが、それでもアナログレコードの楽しみが失われることはない。もちろん、僕だって今でもアナログレコードを買い続けている。

この記事で紹介されているのは1980年からある「The Princeton Record Exchange」というお店。写真を見ればわかるが、街の中古レコードショップという風情。ストックヤードの写真がいい。おそらく40代位のマネージャがレコードをチェックしている。チェック済みの山の一番上にのっているがPink Floydのファーストアルバム。中古レコード店には必ず必要なアイテム。経験するとわかるのだけど、中古レコード店のスピーカーから聞こえてくるSyd BarrettやNeil Youngの歌はその時代の空気を持ったまま特別な意味を持っているかのように鳴り響く。

残念ながら僕はNew Yorkで中古レコードを買ったことはないが、SanFrancisco,Berkleyでなら何度もある。MacWorldExpoの取材で行っていた90年代前半は米国で中古レコードを購入にするには一番いい時代だった。米国なのでラフな盤が多いけれどとにかくオリジナル盤でも安かったし、スレたり持ち主の名前がジャケットに書かれていたり汚れいるのも好きだった。そのレコードが通り過ぎてきた時代を感じさせてくれるから。

Tokyoはまた別の意味で中古レコードが生き残った都市。Thurston Mooreではないが「世界中のいいレコードはTokyoにある」のかもしれない。ただし価格は高いが。それでも中には昔からのスタイルのお店も多い。目黒の「月光堂」もそうだし、国分寺には「珍屋」が今でもある。また地方都市にもそれぞれ個性のある店が残っている。金沢や札幌、熊本といった文化度が高いところなら特に。

中古レコードの楽しみはどこに? このNY Times紙の写真を見るとわかる。お店のスタッフもお客も生き生きとしているし、レコードの山を前にしてなんと真剣な顔をしていることか。仕事でだってこんな真剣な顔はしないかも。レコードを買って帰り、ホコリを拭ってターンテーブルにのせてカートリッジを落とす、そして音楽が始まる。It's Cool !

○参考リンク

NY Times紙記事Treasures in Vinyl

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