hunch - ソーシャルメディア疲れ
NY Timesの記事で紹介されていた「hunch」を使ってみた。登録したばかりのせいか、今ひとつ魅力がわからない。「ソーシャルメディアは検索サービス凌駕するのか」という分岐点にきていることは僕にも実感としてわかるのだが、本当にこれが有効なのかというと正直疑問が残る。
「hunch」のようなサービスアプローチは、
- まずバラバラのソーシャルメディアの会員を集める
- ある手法でそれぞれの属性を抽出する
- その属性でマッチングをとり、人を結びつけたり、プロダクトに結びつけてその販売や手数料収入を得る
というもの。
問題は2のプロセスで、「hunch」でも初めにいろんな(くだらないものを含め)質問が表示される。それに答えていくことで一種のマイページの属性が形成される。例えば、僕の場合は雑誌は「New Yorker」や「Wall Paper」がレコメンドされ、同じようにそれをレココメンドされた人たちが並んでいる。もちろんそれはそれで合っていていいのだが、「だから何なの?」。僕は世界中に「何百人もの知らない友達」が欲しい訳ではないし、それを単純に「すごい」と喜べるほどナイーブでもない。
年寄りめいた言い方かもしれないが、今の20代や30代の人はそうした非常に曖昧な人とのつながりを求めているのだろうか? Twitterについての疑問もそうで、どうして今どこにいるとか、毎食ごとに何を食べたかをTweetしないといけないのだろう? そんなに周りに話をする人もいない孤独な存在なのか? そうしたものを見るとコミュニケーションのありようが歪んでしまっているような気がする。リアルな社会の中で人間とのコミュニケーションやビジネスができない人は結局ネットでも同じようにできないだけでは。
hunchに話は戻って、個人的に興味があるのはこのサービスが仲介している物販などのビジネスでどれだけ売り上げがあるのか、ということ。そしてひとつ残念だったことは、このhunchの運営メンバー(ほとんどがMIT出身)の中に、韓国、中国、インドなどのアジア系が含まれているのに日本人がいないこと。
○参考リンク
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