Google流のデータセンターの作り方
Nicholas Carrのブログにこの4月のデータセンター関係のカファレンスで公開されたGoogleのデータセンターの一端が取り上げられている。その記事のタイトルが「Google lifts its skirts(Gooleがスカートの裾を持ち上げて)」。僕はこの人のこういったタイトルのセンスは好きになれない。彼の著作物のタイトルもそうだが無理に歓心をひこうとするかのようで品がないのだ。
でもそこで紹介されているいくつかの画像について触れておこう。まずGoogleというとシンプルでカラフルなロゴからは想像できないような地味というかむしろ殺伐とした風景。
まずは外観。高い壁に囲まれ武装したガードマンが周りを巡回していることもあり地元では「Google原子力発電所」と呼ばれているとか。中程にある写真は、実際に使用されているサーバー。ケースもなくボードの上にただボードをならべてHDを取りつけてあり、電源ユニットはバンドでくくりつけられている。今時、自作サーバでももっとまともな構成。 これもGoogleらしい割り切りなのか。
それはデータセンターのラックについても言える。コンテナを改造したユニットがただ並べられ積み上げられていく。メンテをしている画像もあるが、単に機器の交換ができるだけのスタッフだろう、キックボードで目的のコンテナのドアまで移動したら、無造作にボードのサーバーを設置をして出ていく。
この映像を見ながら共通するあることを思い出した。 あのAmazonの膨大な在庫の倉庫に勤務し顧客から注文の商品をピックアップしてカゴに詰めていくのは、おそらくその本を読んだこともないだろう集荷専門のアルバイトか臨時スタッフ。あるいは都心の高層マンションの建築現場。そこでホコリにまみれながら働いているのは、完成したマンションには決して暮らすことがないであろう、外国人や高齢の建設作業員。
あらゆるところにあるダブルスタンダード。これが僕らがいる現実だ。
○参考リンク
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