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OpenOffice 3.0 Aqua for MacOS X - 待望のリリース

作成者 Shigeo Honda at 2008年11月08日 15時11分 |
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OpenOfficeプロジェクトから先月待望のMac OS Xネイティブ版(Aqua版)のOpenOffice3.0がリリースされた。これまでのX11の導入が不要となり、MacOS Xのアプリケーションとして使えるようなった意義は大きい。MacOS Xへの対応にあたってはSun Microsystems社の貢献があって実現できており、期待通りの完成度になっている。

OpenOffice 3.0 Aqua for MacOS X - 待望のリリース

プレゼンテーション「Impress」の画面

Macユーザーにとっての一番の障害はダウンロードサイトが分かりづらいこと位。インストールできれば、とくに問題なく使うことができ、スムースに動作する。リリースまでに時間を要したもののOpenOffice 3.0のコードをターゲットに開発されたのは賢明な選択だったのでは。これでWindows,Linuxなどのバージョンと同じラインに立てたことになり、各プラットホーム間でのデータ互換も確保されることになる。

OpenOfficeというと「無料版のMicrosoft Office互換ソフト」という紹介が多いが、実際はそれ以上の意味がある。一つはオープンプラットホームの共通データフォーマットをサポートしていること、もう一つはワープロ「Writer」、スプレッドシート「Calc」、プレゼンテーション「Impress」以外にフローチャート等の図を効率よく描ける「Draw」やデータベース「Base」も含まれていること。これでOpenOfficeだけでほとんどの業務はカバーできるはず。

気になるのはこれまでのNeoOfficeとの関係。それについてはNeoOffice側でアナウンスがあり、Mac用として独自の機能を付加してきたNeoOfficeは3.0以降も開発は継続される予定。Macユーザーにとっては選択の幅ができたことになる。

OpenOffice 3.0 Aqua版をここまで試してのポイントは以下の通り

  • 設定ダイアログのフォントをゴシック体にしたい
    どうも海外の開発者は日本語というと「明朝体」という印象があるようだが、明朝体の設定画面はなんとも使いずらいので、フォント置換テーブルで「ヒラギノ明朝 ProN W3」を「ヒラギノ角ゴ ProN W3」に「常時」置き換えるようにするとゴシックフォントの設定画面になる
  • MS系のフォントを使いたい
    クライアントとのやり取りなどでどうしても「MS P ゴシック」、「MS P 明朝」などのフォントを使いたいときにはどうするか? フォントのライセンスを適切に保ちながら使うには皮肉に聞こえるかもしれないが、一度MacOS X版の「体験版Microsoft Office」をインストールしておくといい
  • NeoOfficeで作成したデータの互換性
    同じソースコードから派生しているものなのでフォントの扱い以外で問題になることはないようだ。唯一フォントが異なるようで、NeoOfficeで作成したデータを開いたら再度フォントの指定を行う必要がある

 

○参考サイト

OpenOffice 3.0 Aqua for MacOS X ダウンロード

NeoOffice