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お金はモチベーションにつながらない

作者: Shigeo Honda 最終変更日時 2009年09月13日 17時38分 |
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TEDカンファレンスから。社会科学の世界では常識だが、企業のマネージャが理解しようとしていないのが「報酬等のインセンティブは仕事の効率化にはつながらない」ということ。さらに言えば、今僕達の仕事は明確な回答のない、社会やビジネスの課題をテクノロジーを使って解決して行くようなこと。たとえクルマのセールスマンだって20年前と同じ手法ではクルマは売れないだろう。

2つのグループがあって、同じ課題に取り組ませる。ひとつのグループにはなにもなく、もう一つのグループには一方より少しでも早く問題が解けたらお金が支払われるインセンティブを与える。それで結果はどうなるか?

早く的確に問題を解決するのはインセンティブがなにもないほうのグループ。これは40年以上前から社会学では常識とされているそう。インセンティブが少なすぎるのでは? そうではないらしい。インセンティブを大きくすればするほど、仕事の質は下がり、さらには仲間の足の引っ張り合いになったり、嘘をついたりとモラルは大幅に低下して行く。

 もっとも大事なモチベーションは、「自由」「認知」「評価」だろう。それはオープンソースムーブメントやGoogleの成長にもみることができる。自分が自由な時間で関わったものが社会に認知され一定の評価を得て社会の一部のルールを変えるきっかけになったり、結果としての報酬になる。報酬が先にあるのではないのだ。

彼が最後に例として極端な企業が紹介される。コアの勤務時間なし、会議の予定の時間なし、勤務時間の拘束なし。そのコンサルティングファームが大きな成功を収めている。ようやくそういうところまできた。 

 

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