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Working in the Gray Zone - 仕事と私事の境界線

作者: Shigeo Honda 最終変更日時 2008年07月05日 22時40分 |
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仕事中に会社のコンピュータで個人的な調べものをするのはダメ? 会社にいるときに書きかけの小説を書いたりしたら首になるの? 「 仕事に私事のをもちこまない」「やったりしない」というのが主流になりつつある。企業情報のセキュリティが厳格になったり、社員の労務管理が厳しくなっている。でもそれでは働く人たちのモチベーションやロイヤリティや維持できるのだろうか? 

Harvard Business Review誌のコラム「Working in the Gray Zone」はそんなテーマの記事。仕事中に株の取引にあけくれるというのはコンプライアンス上も容認できないだろうが、忙しい毎日の中で会社からインターネットでデートにいくためのレストランを予約したり、子供へのプレゼントを購入したりするのはそんなに「悪」なことなのだろうか? このコラムにはこんな例が出てくる。

NYTimes紙の編集者と勤務している女性は仕事の合間に自分の小説を書いている。もちろん就業規則には違反しているが上司はウインクするだけで、彼女が小説を会社で書いていることを容認している。つまり上司は小説を書くことを容認することで、有能な編集担当者を雇用し続けることができ、高いロイヤリティを得ることができる。つまりグレーゾーンではあるけれど、それを容認することの見返りは大きい。特に長時間のデスクワークが要求されるような職場やクリエイティブであることが要求されるような業種であればなおさらだ。

有名な話だが、Googleでは勤務時間中の2割は個人的なプロジェクトに費やしてもいいことになっている。そうした自由な風土があるからこそ、あれだけのサービスが生み出されているのだし、有能な人材を確保し企業を成長させることができているのだ。

日本の企業のように「入社してから10年間は泥のように働け」という文化ではもうなにも生まれない。デザインや企画といったセクションだけでなく営業や総務、人事といったセクションでもオープンでクリエイティブであることが求められる時代なのに。

○参考リンク

Working in the Gray Zone

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