Fading Japan - 消え行く日本
NewsWeekの最新号のタイトルは「Fading Japan - 消え行く日本」。書店の雑誌欄で見かけて表紙の写真にひかれて手に取った。外からこの国を見たらそんな風に見えるのだろう。日本のメディアは決してこういった議論をしない。
この記事の視点はおかしなバイアスはなく、ポイントを突いているように思う。
- 政権が交代するという重要な選挙であるが、どちらも「成長」についての明確なビジョンが提示されてない
- 人口が減少する中で内需による経済の立て直しは非現実的
- GDPの5%を投入した日本の経済政策は未だに効果が不透明。米国はGDPの2%を財政出動しただけで、景気の底打ちをさせることに成功している
- 日本がどうなろうとするのかのモデルが示されていない。カナダやスイスのように強国に付属して生き延びるのかか、フランスとドイツの関係のように中国と互いに共存していくか、いずれもモデルも現状では困難
- 民主党の鳩山投手のアンチ「グローバリズム」や反自由貿易主義は時代錯誤
- 結局、自民党、民主党、いずれも同じような主張であり実は大きな政策的な変化は期待できない
高速道路がタダになるとか、子供に手当がつくとかという目先のことではなく、次の50年とは言わないまでも、次の25年、次の10年のビジョンを示せないのは問題だ。

